走水

大昔から走水は、有名です。
奈良時代にまとめられた古事記,日本書紀に、
日本武尊(ヤマトタケル)と弟橘媛(オトタチバナヒメ)の
伝説がかかれています。
父の天皇から蝦夷(えみし)の討伐を命ぜられた
日本武尊(ヤマトタケル)は、
相模から房総に渡ろうとしましたが、
海が荒れて何日も足止めされてしまいます。
そのとき、波が高くて困っているようすをみた弟橘媛(オトタチバナヒメ)は、
進んで海中に身を投じて海神の怒りを静め、
日本武尊(ヤマトタケル)を守ったといいます。
また、走水の村人が名残を惜しんだので冠と鏡を残したそうです。


現在の走水は、春は桜の名所として知られます。

 桜の開花時期に合わせて走水水源地の一部が開放されました。
 走水水源地には、樹齢40年の桜の木が約130本植えられています。約20メートル〜40メートルの幅で並んだソメイヨシノが250メートルほど続き、見事な桜並木を眺めることができます。この場所は東京湾を一望でき、花の盛りの時期には、青い海と空に桜色に色づいた樹林が映えます。2009年の様子


夏は、東京湾の中でも水が綺麗な
海水浴場として知られています。


また、冬は、遠くに富士山を眺めるともできます。

夕日がとてもきれいです。

また、横須賀市の水源地にもなっています。