尻こすり坂
 国道134号の横須賀市久里浜と横須賀市野比の間に標高40mほどの山がある横須賀市立神明小学校のあたりからハイランド入口のあたりまでを「尻こすり坂」と呼ぶ。 荷車を押して坂を下るとき坂が急なため荷車の後部を擦ったことに由来する。
 「尻こすり坂」途中の切通しに、斯里古須利坂開鑿記念碑(しりこすりざかかいさくきねんひ)が建っている。。 頭部が欠けているが、残されたところに、坂を開削した経緯が記されている。
 三浦郡長の小川茂周の指導と近村の協力により八幡村村長の長島尚賢が開削工事を行い、明治18年12月竣工した。 隣に交通安全の地蔵が建っている。
斯里古須利坂開鑿記念碑
尻こすり坂上 2020.3.31
2020.4.23